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三重県といえば、伊勢神宮を始め長い歴史を持つ神社が沢山あります。
その数ある神社の中でも長い歴史を持ち、一度は訪れてみたいと思わせるのが二見興玉神社です。
伊勢で最初に参拝する神社

二見興玉神社の御祭神は猿田彦大神です。
神話では、天孫降臨の際に道案内の役目を司った猿田彦は、その後、五十鈴川の川上に住み着いたとされています。
二見という地名は、その五十鈴川がこの地を挟むように東西に分かれて伊勢湾に注ぐことから「二水」に由来していると言われています。その後、景勝地として知られることから二度も振り返って見る「二見」に変わり、「倭姫命がその美しさに二度も振り返ってご覧になった」と言われるようになりました。
実は、二見興玉神社は伊勢参りをする際に一番最初に参拝すべき神社とされています。
想えば、「松岡里果の三重まるみえ!」の YouTube 番組も記念すべき第1回目の放送はこの二見興玉神社でした。
古来、伊勢神宮に参拝する際は、この二見浦の海水に浸かり禊をするのが慣わしとされて来ました。これを「浜参宮」といいます。
現在では、海水に浸かる禊に代わり、二見興玉神社に参拝し、無垢鹽草(むくしおくさ)で身を清めるお祓いを受けるのが一般的です。
縁結びのシンボル:夫婦岩

そして、二見興玉神社で有名なのが、この海に浮かぶ夫婦岩です。
大小二つの岩が夫婦のように寄り添っていることから、縁結びの象徴として知られています。特にこの夫婦岩を見るためにここへやってくる人が大勢います。
実は夫婦岩は、この700メートル沖合に沈む興玉神石と日の大神(日の出)を祀るための鳥居の役割を果たしています。
また、この二つの岩の間から日の出が登る光景を撮影するために多くのカメラ愛好家が早朝から訪れます。
ちなみによく「初日の出」のイメージとして夫婦岩の間から昇る太陽の写真が使用されますが、二つの岩の間から日の出が見られるのは5月〜7月頃で、元旦には見られませんので要注意。
お土産には岩戸の塩
さて、参拝が終わったら、せっかくなのでお土産を購入して帰路につきたいものです。
二見浦でおすすめのお土産といえば、以前ブログでもご紹介した「二見ひふみ岩戸の塩」です。
二見ひふみ岩戸の塩は、二見興玉神社の参道にある「岩戸館」で販売しています。
特徴は、原料に海水のみを使用した純国産自然塩であること。
薪で炊いた釜に海水を注ぎ、水分を飛ばすという原始的な製法で作られた塩は、海のミネラルをたっぷり含んでいます。
まとめ
如何でしたか?
今回は、YouTube 番組「松岡里果の三重まるみえ!」第1回でもご紹介した二見興玉神社についてお伝えしました。(動画もぜひ見てね)
テレビや写真で誰もが一度は見たことがある夫婦岩がある神社として、三重県でも屈指の観光スポットとなっています。

参拝した後は、神社のシンボルでもある二見蛙が「無事にかえる」ことを祈ってくれますので、安心して訪れてみてくださいね。

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